頼み方

言葉責めされたいと思ったとき

されたいと思っても、そのまま口にするのは難しいものです。ただ実際には、内容を説明しなくても伝わる頼み方がいくつもあります。場面ごとに使えるものを並べました。

内容ではなく場面を指定する

頼みにくさの正体は、口にする単語そのものにあります。だから単語を避けて、場面のほうを指定すると急に言いやすくなります。どこで、どんな距離で言ってほしいかだけを伝える形です。

「耳元で言われるの好きかも」距離の指定。何を言うかは相手に任せられます。
「電気消してるときのほうがいいな」見られない状態を作る頼み方。恥ずかしさの負担が下がります。
「目、隠されてるほうがドキドキする」視覚を外すと言葉が届きやすくなります。道具がなくても手で足ります。
「終わったあとに言われるの、けっこう好き」行為の外を指定する形。いちばん切り出しやすい種類です。

その場で言わずに伝える

面と向かって言えないなら、口頭にこだわる必要はありません。文字のほうが落ち着いて選べるぶん、正確に伝わることも多いです。

送るときは、要求ではなく共有の形にすると軽くなります。「こういう記事読んだんだけど、けっこう分かる気がした」と外の話題を挟むやり方は、返事のハードルも下げます。相手が乗ってこなければそこで流せる、という逃げ道があるのも利点です。

電話やボイスメッセージという手もあります。顔が見えないぶん、言う側も聞く側も負担が小さくなります。

最初に頼むなら、どれから

いくつも希望があっても、最初に渡すのは1つだけにしたほうが通ります。通りやすさの順に並べると、だいたい次のようになります。

  • 褒めてほしい(相手の負担がいちばん小さい。断られることがほぼ無い)
  • 終わったあとに一言ほしい(回数が1回に限定されるので実現しやすい)
  • 耳元で言ってほしい(距離の指定なので、内容を考えなくてよい)
  • 焦らしてほしい(「まだ」の一言で成立する)
  • 言わせてほしい/主導してほしい(相手の技量と好みが要る。最後に置く)

上から順に渡していくと、相手も自信をつけながら進めます。いちばん下から始めて失敗すると、次の一歩が重くなります。

うまくいかないときに起きていること

伝えたのに変わらない場合、多くは相手が「何を言えばいいか分からない」まま止まっています。方向を渡さずに「言葉責めしてほしい」とだけ伝えると、相手はAVで見たような強い言葉を想像して、失敗を恐れて動けなくなります。

その場合は、してほしい言葉をひとつだけ渡すのが早道です。「かわいいって言われるのが好き」のように具体例を1つ挙げると、そこから広がります。

断られた場合も、拒絶とは限りません。言う側にも得意不得意があり、恥ずかしくてできない人もいます。彼氏に頼むときの考え方に、断られたあとの進め方を書いています。

伝えてからどのくらいで変わるかも、あらかじめ見ておくと落ち着きます。次の回にすぐ反映されることは実は少なく、2〜3回たってから少しずつ出てくるのが普通です。すぐ変わらないことを「聞いていない」と受け取ると、伝え直す前に諦めてしまいます。

変化が出たときに気づいて反応することのほうが、実は伝え方より効きます。1回目に小さく出た変化を拾ってもらえた相手は、次の回でもっと出します。

よくある質問

「言葉責めしてほしい」と直接言ってもいいですか?

かまいませんが、それだけだと相手が何を言えばいいか分からず止まることがあります。してほしい言葉をひとつ添えると伝わりやすくなります。

口で言えない場合はどうすればいいですか?

文字で伝える方法があります。要求ではなく「こういう記事を読んだ」という共有の形にすると、お互いに負担が軽くなります。

頼んだのに断られました。

拒絶とは限りません。言う側にも得意不得意があり、恥ずかしくてできない人もいます。方向をひとつだけ渡すところからやり直せます。

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